電磁波って、何?
電磁波とは、電場、磁場、高周波〔電波〕の3つの事をさします。
そして、電場、磁場は、まとめて低周波と言われています。これらは全て、長期的に晒されていれば、少なからず、健康に対する影響が出るものです。
電磁波に対する国内での動きにについては、第156回国会にて、高周波電磁波から身を守るため予防原則に基づいた対策の早急な実施に関する請願がなされており、第168回国会には、電磁波過敏症患者の救済や保険適応等に関する請願がなされており(電磁波全般に対するもの)、2012年には、日本弁護士連合会が「電磁波問題に関する意見書」を取りまとめています。
また、総務省では、「電磁過敏症は確かに存在する」ものとして、その症状の存在についてを認め、研究をすすめ、情報開示をしていくものとする、としています。
これらの動向は、未だ「人体への影響の因果関係を科学的に立証出来ていない」としながらも、疫学的には、多くの人達が電磁波による何らかの健康被害を経験している、という事実を示すものであり、予防原則に基づき、環境や人への影響及び被害の因果関係が科学的に十分証明されていない場合においても、予防のための対策を行うのが懸命なあり方であると考えられており、2003年にはWHO(世界保険機関)電磁波プロジェクト責任者であるレパチョリ博士も「電磁波への予防原則の適応」を明言しています。
尚、電磁波過敏症に対する政府の対応例として、ストックホルム市をはじめいくつかの自治体では、電磁波対策の専門家を派遣して、発症者の自宅の電磁波環境を改善し、その費用を行政が負担しています。
現在は、電磁波過敏症を発症している人が、スウェーデンとドイツでは9%、イギリスでは11%、オーストラリアでは13%いると考えられています。日本での調査は行われていませんが、電磁波に対するリスク管理意識が行き届いていない現状を考えると、かなり多くの人が電磁波過敏を経験しながら、それと気がつかないで過ごしている事が考えられています。
電磁波の影響による症状を下記にまとめます
◆軽度
ほてり、皮膚の痒み、目の渇き、乾燥肌、寝付きの悪さ等
◆中度
皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、長期的な疲労感、倦怠感、イライラ、不眠、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、慢性的な頭痛、集中力低下、睡眠障害、歯茎出血、耳鳴り等
◆重度
息切れ、胸痛、脱毛、舌の痺れ、動悸、嘔吐や下痢、呼吸困難、重度の鬱状態、神経症状等
以上主だった電磁波の影響についてをご紹介しましたが、これらの症状は、長期的かつ段階的に症状として現れ、軽度から中度〜重度へと徐々に移行していきます。
ADIEU L'ELECTRO SMOGでは、日常の中の電磁波からの影響を的確に知って頂き、適切な対策をしていくことで、可能な限り、エレクトロストレスを減らしていくためのお手伝いをいたします。